長崎に来たらとりあえずまずコレを!長崎ならあちこちの料理店、居酒屋で食べられます。
畝須(うねす)という鯨の最も高級な部分を使っています。
茹で上がった姿が末広がりになることから、
長崎では縁起物としてお正月やおめでたい席などに好んで食べられています。
鯨のベーコンと似ていますが、ベーコンが周りを赤く着色してあるのに対して
すえひろは着色をしていません。
うっすらと塩味がついていますのでそのままでも美味しく食べられますが、
ポン酢をつけて食べると一層美味しくなります。
くじらの脂のうま味とポン酢の相性は抜群!
鯨のベーコンよりも脂分が控えめで、あっさりしています。
人気 | ★★★★ |
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手に入りやすさ | ★★★★★ |
オススメ度 | ★★★★ |
【参考】ベーコン(右)は縁が赤いが、すえひろ(左上)は無着色。
もちろん、ベーコンも長崎で大変人気のある食べ方のひとつです。
鯨カツは、赤身肉の部分をタレに漬け込んで味付けし揚げたものです。
味が付いているのでソースをかけずにそのまま食べます。
また冷めても美味しいのも特徴です。
長崎では駅弁にもなっているほどポピュラーな存在です。
肉自体に味が染みこませてあるのでそのまま食べて美味しい。
こちらは串揚げタイプ。
長崎では、こうした鯨カツがコロッケ感覚でお総菜屋さんなどでも気軽に売られています。
人気 | ★★★ |
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手に入りやすさ | ★★★★★ |
オススメ度 | ★★★★ |
湯かけくじらは、薄切りにした塩漬け鯨をお湯でサッと湯がいたものです。
畝須や皮など、いろいろな部位を混ぜているのが特徴です。
とてもやわらかく、うっすら塩味がついてるので何もつけずにそのまま食べられます。
ポン酢につけて食べるとまた一段と美味しくなります。
焼酎、日本酒など酒のつまみに最適です。
人気 | ★★★★★ |
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手に入りやすさ | ★★★ |
オススメ度 | ★★★★★ |
※湯かけは、お店によっては「塩くじらスライス」と呼ばれたり、
「切りうね」と呼ばれたり様々です。
また、飲食店では単品で出ることはあまりなく、
盛り合わせの中の一品として出されることが多いようです。
年末になると町のあちこちで鯨が山盛りに積まれ売られている光景は、
長崎の年越し風景なっています。