ピロリーナの「今日もくじら日和」

鯨の鹿の子

鯨肉の赤肉の高級珍味と言えば、霜降り尾の身が有名ですが、他にも実はあります。

鹿の子、と呼ばれる部位。

あごの間接を覆っている肉で、霜降り状になっており、鹿の子と呼ばれます。

尾の身より硬め。
お刺し身のほか、しゃぶしゃぶ、はりはり鍋などにも入れることもあります。

でも鍋に入れすぎると硬くなります。

(こでは鯨肉の性質で、煮込むと硬くなる傾向がありますのでご注意!)

でもこの硬さ加減が、噛むほどに旨味が口の中に広がり、とても味わい深いです。

これは、選別した後の鹿の子。赤い肉と白色が混じっていますが、

その模様は様々です。
kanoko

 

鹿の子は硬いため、鹿の子ブロックで購入した時は、よく切れる包丁を用意します。

手切りでスライスすると、こんな感じ。これは見た目も綺麗な特に上等な鹿の子ですね。

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はじめから、お店側で極薄くスライスしているものもあります。

生とろしゃぶ(鹿の子の極上スライス)

 

くじら会04

美味しさって、スライスの厚みなどでも大きく変わってきます。

お好みの形態でお求めいただけばと思います♪(*゚▽゚*)

 

くじら鹿の子はこちら

 

about: pirolina
くじら料理研究・くじらの美味しい食べ方を提案。実家は長崎の日野商店。明治41年創業。幼い頃から鯨肉工場の匂いが苦手だったが、鯨屋の世界に入り、くじらの扱い方で美味しさが変わることを知る。二児の母。
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pirolinaの『喜び働く大人の背中はワンダーランド』『鯨食系女子』を含む、クジラソング3曲入りの計10曲。iTunes/楽天市場/amazon/タワーレコード/HMV等全国CDショップ、ネットショップ等
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