「親が旨い!と食べれば子供も食べる!」鯨グルメ料理教室
「親が旨い!と食べれば子供も食べる」
二日間開催された、鯨グルメ料理教室。広報ながさきで一般募集した市民の皆様を対象に
鯨の刺し盛り合わせと、鯨紅白握りを作る体験をしていただきました!
第一部は、日野商店の日野会長の「長崎のくじらは何故おいしいのか?」というお話。
みなさん目を輝かせて、頷いて熱心に耳を傾けていました。
今回ご用意した刺し盛は贅沢に5種類!
鯨さえずり、鯨ベーコン、鯨すえひろ、鯨百ひろ、鯨の歯茎(別名:小ヒゲ)、鯨オバです。
ひとつひとつ、部位の説明をする日野会長と川島先生。
同じ部位を使ってるというけれど、末広(すえひろ)とベーコンの違いは何なの?とか
畝須(うねす)とはどこの部位なの?など質問が飛び出しました。
皆さんとても熱心に耳を傾けてました。
左は鯨すえひろ)
紅白握りが、こりゃまた絶品。
酢飯を作るお手伝いしましたが、江戸前寿司でちょっと辛めに作ることを教えていただきました。
でも握るのは難しかったなぁ(笑)上に乗ってる白いのは、本皮ですよ。
この部位は本当に万能食材です!味噌汁にもできるし、炊き込みご飯にもできるし、握りにもできるし!
赤肉が脂肪分がなくさっぱりしてますから、本皮をいっしょに乗せることによって、脂肪分がまったりと増して
とろけ~る美味しさが加わるんです。
こちらを、みなさんで盛り付けたり、握ったりして作っていただきました!とっても豪華でみなさん興奮してました(笑)
たらふく鯨を食べたあと、最後の会長の一言。
「親が美味い美味い、と食べると子供は真似して食べるんです」という会長の言葉にみなさん笑みがこぼれました。
川島先生は、長崎を、鯨の食文化のハブにしたい。ハブ化構造を狙ってるんです!との力説。
「そうだ!長崎に美味しい鯨を食べに行こう!」と全国の皆さんがやってくる町にしたい、という想いを語られました。
食べて体感してもらう、そしてその美味しさや感動を伝えていく、
そういう想いを皆さんで共有させてもらった、素敵な時間をいただきました。
ありがとうございました!
※このイベントは鯨食文化守る会会長の川島明子先生が企画し
長崎市が主催。お手伝いは、魚のまち応援女子会のメンバーの有志で
開催ができました!ありがとうございます!
開催日時 2014年11月8日、9日 午前10時~12時