日本の捕鯨活動、シー・シェパードが中止を発表!
(捕鯨母船:日新丸)
(CNN)日本の捕鯨妨害活動で知られる環境団体シー・シェパードが、日本の技術に対抗できなくなったとして、捕鯨船の追跡を中止すると発表した。
シー・シェパード創設者のポール・ワトソン氏は28日の声明で、「日本が軍事偵察を動員し、衛星を使ってシー・シェパード船の動きをリアルタイムで監視するようになった」と述べ、妨害活動はほぼ不可能になったと指摘。「軍用級の技術とは競争できない」と認めた。
https://www.cnn.co.jp/world/35106524.html
8月の終わりに飛び込んできたこのニュース。
今まで危険な行為を捕鯨船に及ぼしていたので、南極海で必要な調査頭数を捕獲できない年があり、結果、オーストラリアから訴えられた時に国際司法裁判所に負けてしまった経緯もありました。
捕鯨船への妨害をしないという声明をはっきり出すことに驚きはしましたが、船員の方たちの安全が第一なので嬉しいことです。
また、日本は本年6月23日に「調査捕鯨推進法」が公布されました。
正確に言うと従来の調査捕鯨は水産庁が行ってきましたが、法律に明記されてはいませんでした。
しかし新法が可決成立し、今後は国が責任を持って調査捕鯨を実施することに法的な根拠を与えるという意味で前進だと思います。