風の匂いの中で
よくよくわかるよ。わたしも自分らしく生きたい。でも自分らしくってなんだろう、今ひっぱりだこは、真のひっぱりだこは子供から。どこにどう時間を割いて何をどう選んでも、選ばなかった方に後髪をひかれる気持ちはどうすればいいのか。それが我が子の心だったら、いたたまれない。でも家庭や仕事のことへの配分も、これでいいのかと都度悩む。毎日毎日継続して悩む。これで正解!ってのが無い。この気持ちはいつまで続くのか。いつも誰かに迷惑をかけてしまうことが、自分らしく生きてしまうことなのか。
↑って人の日記のコメントに書いたところの続きです。
だから昨日は、大嫌いなジョギングをやってみたのかもしれない。
人生で初めてやってみた。
たった3キロなのに、途中きつくて歩いた。
道にも迷った。
でも知らなかった店を見つけた。
草の匂いや風のささやきに足が止まった。
途中、また走った。
そして、家に戻った。
歩いたり走ったり休んだりすると、見え方が変わる。
だから、行動しないとわからない。
母親として、娘との生活に後悔が無いようと今後の18年間をと思う。自分が大人になってから気づいたのは、わたしの母が与えてくれたもの、父が与えてくれたものが、今のわたしの道しるべになっている。
子供がキラキラとしていたら、親は嬉しいものだ。また、親が生き生きとしていたら、子供は嬉しいものだ。自分の人生を犠牲にしてほしいなんて、変にガマンして欲しいなんて、誰も思っていない。自分がそれを選択しているのなら、言い訳なんて誰も聞きたくない。
自分を縛り付けるのはやめよう。
私は走ったり歩いたりしながら、道に迷ったりしながらでも、最後は自分らしく過ごせる家に戻ってこれるようにしようと思う。
人生は、なんとでもなるもんだ。