鯨の脳
えー。
脳みそを入手しました。鯨です。
お刺身でも食べられますが、衣をつけてフライにして食べ方があります。
食感は白子のようで臭みもなく美味しいです。
世界でこれを食べられる人って一体どれぐらいいるのだろうか・・・。
という本当に希少なものです。手に入りません。
(でもちゃんと調査捕鯨のものですよ)
ややショッキングかもしれないので、画像は小さくアップします。
でも綺麗でしょ。
ちょっとカットしてるので断面が見えます。
大きさがわからず申し訳ないですが、大きな鯨にくらべ
脳みそは両手で持てるぐらいの小ささです。
これを小さくカットしてフライにしてみました。まったく何だかわかりません(笑)
切ってみると・・・こんな感じ。もにょっとしてます。
塩コショウで試食しましたが、本当にフグの白子を食べているような食感。臭みもまったくなく上品です。
白子が好きな方はお好きなはず!
また、わたしの叔父は外国の料理店で羊の脳みそを食べたことがあるらしく、それにも似てるらしいです。
また、鯨の脳みそは、プラズマローゲンが大量に含まれています。
これはアルツハイマー病にとても役立つという研究が進んでます。
そのまま食材としても食べても効果が期待できるんですって!
そこは白子とは違いますね!
ちなみにこのプラズマローゲンはいろんな動物に脳に入っているとが判明しているけど
狂牛病で屠畜された牛、豚は使えないということで、鯨。
本当に鯨はどこも捨てるところが無いのです。
「調査捕鯨の役割と鯨肉の栄養学的健康価値」
畑中 寛 ㈶日本鯨類研究所 顧問(←PDFが開きます)