ピロリーナの「今日もくじら日和」

くじらと中華料理の難しさ

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昨晩は、家に余ってた畝須(うねす)が中華料理になってました。

普通に美味しかった。でも、くじらの風味はまったくなかった。

くじらと中華の組み合わせはなかなか難しい、といつも思う。

和食と洋食は鯨の特徴を生かして美味しく食べるんだけど、

中華の時は中華料理の濃い味付けに負けてしまって

「これ、くじらじゃなくても良いのでは・・・?」という感覚になるのだ。

いや、普通にそのお料理は美味しいんだけどね。

安く手に入るヘルシーな鯨赤肉系ならまだしも、

畝須の部位などベーコンや湯かけくじらになる材料であって

味を消してしまったら、まったくもったいないのである。食感しか残らない。

こんなこと、実験の我が家でしかできない(^_^;)

しかし、こうやっていろんな気づきを得て次へ繋げていく。

 

くじらは五臓六腑食べられて、部位によって特色が異なる。

この鯨の風味を生かした絶品の中華、というものに出会えるのはいつの日か・・・。

 

 

about: pirolina
くじら料理研究・くじらの美味しい食べ方を提案。実家は長崎の日野商店。明治41年創業。幼い頃から鯨肉工場の匂いが苦手だったが、鯨屋の世界に入り、くじらの扱い方で美味しさが変わることを知る。二児の母。
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pirolinaの『喜び働く大人の背中はワンダーランド』『鯨食系女子』を含む、クジラソング3曲入りの計10曲。iTunes/楽天市場/amazon/タワーレコード/HMV等全国CDショップ、ネットショップ等
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