2014.01.31
くじらと中華料理の難しさ
昨晩は、家に余ってた畝須(うねす)が中華料理になってました。
普通に美味しかった。でも、くじらの風味はまったくなかった。
くじらと中華の組み合わせはなかなか難しい、といつも思う。
和食と洋食は鯨の特徴を生かして美味しく食べるんだけど、
中華の時は中華料理の濃い味付けに負けてしまって
「これ、くじらじゃなくても良いのでは・・・?」という感覚になるのだ。
いや、普通にそのお料理は美味しいんだけどね。
安く手に入るヘルシーな鯨赤肉系ならまだしも、
畝須の部位などベーコンや湯かけくじらになる材料であって
味を消してしまったら、まったくもったいないのである。食感しか残らない。
こんなこと、実験の我が家でしかできない(^_^;)
しかし、こうやっていろんな気づきを得て次へ繋げていく。
くじらは五臓六腑食べられて、部位によって特色が異なる。
この鯨の風味を生かした絶品の中華、というものに出会えるのはいつの日か・・・。