ピロリーナの「今日もくじら日和」

甘くてふわふわ、鯨さえずり

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鯨は特に風味が命だと私は思ってる。上質な鯨加工品はどれでも、ふわっと鼻に抜ける甘さがある。

もちろん臭みはまったく無い。

特に私が甘さを感じるのが、鯨の舌、鯨の胃袋、そして、湯かけくじらだ。

上の写真は鯨の舌(さえずり)だが、その甘さは写真からは伝わらないと思う。

しかも白い部分の中央には緑色っぽい変色もある。しかしこれは、鯨の血が含まれているだけで

わけありでもなんでもない。薄くスライスすると目立ちもせず、

口の中に入れれば、ふわふわととろける世界へようこそ。

こんなに美味しいものがあるのか、と思う。

鯨と言えば、ベーコン、赤肉しか食べたことない方にはオススメの鯨加工品。

 

 

 

 

about: pirolina
くじら料理研究・くじらの美味しい食べ方を提案。実家は長崎の日野商店。明治41年創業。幼い頃から鯨肉工場の匂いが苦手だったが、鯨屋の世界に入り、くじらの扱い方で美味しさが変わることを知る。二児の母。
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pirolinaの『喜び働く大人の背中はワンダーランド』『鯨食系女子』を含む、クジラソング3曲入りの計10曲。iTunes/楽天市場/amazon/タワーレコード/HMV等全国CDショップ、ネットショップ等
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