ピロリーナの「今日もくじら日和」

鯨の畝須(うねす)とは?

長崎くんちが終わり、ようやっと涼しくなるかなと、望む秋。

昨日の夕飯は、鯨ベーコンを食べました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、畝須の須の子のところの色が薄いので、年齢が若い鯨ですね♪

(私より若いかな・・・・・・( ºωº ))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年齢が若いミンク鯨ほど、畝須(うねす)ベーコンは脂が乗ってます。

長崎には、昔、畝ベーコン(須の子がついていない、別名、ぼうずベーコン)が主流だったのですが

須の子がついてないため、やや脂っぽい。

これが大好きでたまらない!という人も居れば、畝須ベーコンが好きな人も居ます。

またこのほかにも、皮須ベーコン、皮ベーコン、など背中の部位で作ったベーコンもあります。

だから、一口で鯨ベーコンと言っても、3~4種類ぐらいあり、いろいろなんです(゚∀゚)

 

ぶっちゃけ、塩蔵したら、どんな部位も、ベーコン って言ってしまえるのです。

 

でも一番ポピュラー且つ、美味しいと言われるのは、畝須の鯨ベーコン(ヒゲ鯨類)

では、畝須とは一体なんなのか?

 

☆鯨はエサを食べるときに、大きな口を明けてガバーッと海水ごと飲み込みます。

そこが運動するので、脂が乗って美味しいのです。\(*´▽`*)

その腹側の畝須は、畝と須の子の2層になっていて、ジャバラになってます。

 

こんなカンジ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鯨ベーコン以外にも

すえひろ

湯かけくじら

なども、この畝須から作ってるんですよ♪

 

about: pirolina
くじら料理研究・くじらの美味しい食べ方を提案。実家は長崎の日野商店。明治41年創業。幼い頃から鯨肉工場の匂いが苦手だったが、鯨屋の世界に入り、くじらの扱い方で美味しさが変わることを知る。二児の母。
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pirolinaの『喜び働く大人の背中はワンダーランド』『鯨食系女子』を含む、クジラソング3曲入りの計10曲。iTunes/楽天市場/amazon/タワーレコード/HMV等全国CDショップ、ネットショップ等
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