2013.02.06
鯨の鹿の子
鯨肉の赤肉の高級珍味と言えば、霜降り尾の身が有名ですが、他にも実はあります。
鹿の子、と呼ばれる部位。
あごの間接を覆っている肉で、霜降り状になっており、鹿の子と呼ばれます。
尾の身より硬め。
お刺し身のほか、しゃぶしゃぶ、はりはり鍋などにも入れることもあります。
でも鍋に入れすぎると硬くなります。
(こでは鯨肉の性質で、煮込むと硬くなる傾向がありますのでご注意!)
でもこの硬さ加減が、噛むほどに旨味が口の中に広がり、とても味わい深いです。
これは、選別した後の鹿の子。赤い肉と白色が混じっていますが、
鹿の子は硬いため、鹿の子ブロックで購入した時は、よく切れる包丁を用意します。
手切りでスライスすると、こんな感じ。これは見た目も綺麗な特に上等な鹿の子ですね。
はじめから、お店側で極薄くスライスしているものもあります。
美味しさって、スライスの厚み、幅などでも大きく変わってきます。
お好みの形態でお求めいただけばと思います♪(*゚▽゚*)