日野浩二 黄綬褒章叙勲報告会が開催されました
6月30日、川島学園にて、日野商店会長の日野浩二の黄綬褒章叙勲報告会が開催されました。
今回の報告会を提案していただいた菊森先生のブログに経緯が載っておりますので、良かったらそちらもご覧ください。
全国各地から北は北海道からいらっしゃる方もいらして、
たくさんの皆様から祝福をいただきました。本当にありがとうございました。
現在、国際司法裁判所でオーストラリア政府が日本の南極海の調査捕鯨は違法だと訴えた件の
口頭弁論が始まっています。そういった中で行われた報告会、とても意味のあることでした。
菊森先生が、長崎に赴任されて私の祖父日野浩二と出逢い、祖父の鯨の人生を聞いた時に
これは是非本にして継承したほうがいい、と思い立って『鯨と生きる』の本が出来上がりました。
菊森先生を始め、周りの方々からの応援や目に見えないたくさんのものを頂いて
黄綬褒章叙勲をいただき、日野商店が成り立っております。
次世代にどう繋げていくべきか、新しい時代にどう 立ち向かっていくか
鯨業界全体が、思っていることです。
わたしがどれだけ役に立っているのかは正直わかりません。
手や足を小さくバタバタ動かしているだけのようにも感じます。
でも自ら感じたことは、これからも真っ直ぐ伝えていきたいなと思います。
さて、今回この日のために、映像を作りました。
日野浩二が女婿に
よかったらご覧ください。
それでは当日のお料理を少しご紹介しますね(*ﾟ▽ﾟ*)
☆彡まずはお一人ずつ、オードブルで。これ全部鯨料理です。
とっても綺麗鮮やかだけではなく、美味しくてビックリ！
特に気に入ったのは、軽くスモークした鯨赤肉にチョコをかけていたもの！
そして、真ん中にある鯨の歯茎（小髭）のお料理。
ヒゲ鯨は、歯の代わりに上アゴから髭が生えているんですが、そのヒゲがついてる部分。
臭みもないし、さっぱりして食べやすいんですよ♪♪日野商店にてボイルして加工してるので、お刺身感覚で食べます！
こちらは、鯨のタンシチュー。
これは初めて食べました！！厚切りにした鯨さえずり（舌）が入ってて
とろけるように美味しい～(*ﾟ∀ﾟ*)洋風にも鯨って合うんだ・・・・と実感した１品でした。
おなじみ、湯かけくじらです♪ 2011年、水産庁長官賞授賞しました。
こちらは、鯨のオイルフォンデユ。これがめっちゃまた美味しかったです。
赤肉にお醤油などで下味をつけ、竹串に差したもの。20秒ぐらいその場で揚げていただきます。
食べると、外はアツアツ、中はしっとりのレア！これが絶妙でした。
くじら味噌でスティック野菜をいただきました。これも新しい発想で、ピリッとした味でさっぱりいただけました。
ブログにも時々登場しているあの、冠肉ですよ～(*ﾟ▽ﾟ*)
こちらは、鯨のスジポン。ポン酢でいただきます♪2012年、東京都知事賞をいただきました。
くじらのマーマレード煮
甘夏柑の皮、ジュースを使ってマーマーレードなどでソースを作って、
竜田揚げとからめているそう。初夏らしく、爽やかな風味。こういうの出してくれるレストラン、ないかしら・・・。
オイルフォンデュを揚げてるところ。
お買い求めは、くじら日和でどうぞ（笑）
まだまだお料理は、くしら汁、くじら飯など、他にも沢山あり、
すべてご紹介できていないのですがどれも本当に美味しかったです。
川島明子先生、川島学園の皆様、本当にありがとうございました。
あ、そうそう、最後に一つ素晴らしいものを作っていただきました！！
日野浩二へのプレゼント、鯨の飴細工！
じゃじゃーーーーーん、とオープンにしたところ、一気に歓声が上がりました！！
わたしもこんな飴細工見るの初めて！川島学園さんさすがです！凄い！
でも1ヶ月ぐらいで溶けてくるそうです。でも本当にブルーが綺麗で素晴らしい芸術作品でした！
