お酒は30歳から
わたしは実は20代まではあまりお酒を飲みませんでした。ビールなんて全く飲めませんでした。
それまではたまの飲み会の席ではちょいとサワーなんか頼んで、終わり。
すぐ顔が赤くなってしまうし強くなかったのです。
でも30歳になる頃から、人付き合いが増え、趣味の仲間や誘ってくれる友達が増えたので
圧倒的に飲む機会が増えました。
その頃、お芝居の稽古が終わってから毎晩のように飲んでた1ヶ月もあり、
それで鍛えられ、ビールが飲めるようになり、焼酎も、日本酒も、、、
と人並みに飲めるようになってきました。
なーんだ、お酒って慣れなんだなー、とびっくりしたものです。
そして、それから覚えたのはワインでした。
ワイン好きの仲間ができ、美味しいイタリアンやフレンチでワイン。
未だに私はワインもお酒にも全然詳しくないのですが、
しっかり身体は味を覚えてしまって
何かを食べると、これは赤ワイン、、これは白、、これは日本酒を飲みたいなー
と、つい想像してしまう癖がついてしまいました。
そして、赤より白が好き、飲みやすくて好き・・・・と思っていたのに
ここ最近は赤ワイン派になってきたり。
その原因は、鯨ベーコンを自宅でスモークした時のこと。
「ちょ、普通の鯨ベーコンより美味しくね?」という状態に陥りました(笑)
そして赤ワインが合うこと合うこと。
そして、湯かけくじらを食べた時の赤ワインの衝撃。
白っぽいくじらなので、どちらかというと白が合うかなと思っていたけど
湯かけくじらのさっぱりした脂と塩気、あとをひく鯨の風味の癖が
赤の酸味がすっきりと調和します。
わたしがお酒やワインを飲めるようにならなければ
一生わからなかったことかも・・・。