鯨の効能の何を売り込むのか
我が家にノンフライヤーがやってきました。
揚げ物料理って、揚げるだけで簡単!って衣がついてる商品を見つけても、二人暮らしで、揚げ物・・・って
なかなか億劫。カロリーも気になるし、油はもったいないし、後処理も大変だしと。
で、これで「揚げるだけの鯨カツ」を揚げてみましたよ!
温度は200℃に設定して、凍ったままの鯨カツを5枚入れて、15分チン!
周りはサクサクで香ばしい。鯨の味もしっかりです。
もともと、くじらの赤肉は鶏のササミと同じぐらいの低カロリー。
100g当り106kcalです。(参考:鯨肉カロリー計算)
先日テレビを観ていたら「たけしの家庭の医学」という番組でEPAが多く含まれるエゴマ油を
よく摂取する人達の血管年齢が若い!と検証されてましたが、その理由は成分に含まれるEPA
(不飽和脂肪酸)とのこと。
それは、鯨も同じー!しかも鯨は、EPAの10分の1の量でEPAと同様の血管疾患予防効果が
認められると報告のあるDPA(ドコサペンタエン酸)も含まれています。
もちろんドコサヘキサエン酸(DHA)も!
鯨は体に良いものばかりで出来ている・・・。
もっとテレビでもアピールして欲しいなぁ、と思ったのでした。
赤肉に関しては、鯨特有のバレニンという成分がたくさん含まれてます。
鯨って、大海原を泳ぎ続けるすごい体力の持ち主ですが、そのスタミナは体内に含まれる
バレニンに秘密があると日本の農林水産省が発表しました。
この成分が、研究によって、ヒトにどう影響を与えるかというと
ヒトの疲労を軽減する働きの試験結果が出たのです。
この検証はまだ数年のことで新しく、あまり多くの方に伝わってない事実。
また驚くことに
2011年に、東京大学名誉教授(水圏生命科学)の阿部宏喜は
「バレニンには抗疲労効果だけでなく、細胞を保護したり、傷を治したりするなど多彩な効用がある。
ところが、あまりにも効用が多すぎ、どの作用がどの症状を軽減するかが、まだ特定できていない」
と説明した(ウィキペディア:バレニンより)
とあります。
またこのほかにも、アレルギーが出ない食材としても貴重、また認知症予防の効果があるとの結果
コラーゲンも豊富であり美容に良いなどなど、
くじらって本当に効能がありすぎで、
どれをピックアップすればわからない(°д°;;)
状態なんですよね。
でもたいがいが、鯨っておいしい、
ここから始まるしかないんですよね。
でも、結婚してわかったこと。身を持ってわかったこと。
時短料理できること、ゴミが出ないこと、後片付けが楽であること
じゃないと、作らない!
ということです。
また、鯨肉に興味をもっている人は女性よりも男性が圧倒的に多いです。
わたしはくじら屋に生まれたので鯨肉が身近ですが
ノンフライヤーで鯨カツ作った人なんて、
この日本にどれぐらい居るでしょうか。
(つうか、世界?)
そんなわけで、超マニアックでニッチなとこからお届けすること
これからもやっていきますので、よろしくお願いします(*ノ∀゚*)
そうそう、疲労を軽減するバレニンという効能だけに注目するなら
バレニンダッシュ(大田胃散)
▲美味しさは排除!疲労を軽減させる効能だけを選択する方にはオススメです。