鯨のさえずりは、切りにくい・・・
何を隠そう私は鯨肉を切るのが苦手です。
中でも、なかなか切りにくいのは、この”さえずり”・・・くじらの舌です。
ぷるぷるぷる~ ぶよぶよぶよ~ としている食感が美味しいのですが
その反面、解凍すると切りにくいという性質を持っています。
これはちょっと太めに切ってしまいました・・・・・・(゚Д゚)
いやーバレンタインのブラウニーを焼きながら、くじらの解凍をしていたら
あっという間に全解凍してしまって、ぶよぶよになってしまったの。(;^ω^)
ちなみに、ボウルにぬるま湯をいれて、真空パックのままつけて置けば、すぐ解凍できます!
自然解凍より便利!
さえずりの奥に見えるのは、ボイル須の子 という珍味。
美味しそうでしょ? これ、畝須(うねす)の須の子の部分をボイルしたもの。
さえずりの脂身の美味しさもいいけど、その付け合わせにサッパリとした鯨肉を食べるのも通!
薄く塩味がついていて、ハム感覚で食べられます。私は大好き。
さえずりに比べてマイナーな商品ですが、鯨の缶詰の大和煮の原料になってる部位なんです。
さて、問題の切りにくい、”さえずり”ですが、解決方法は一つ。
半解凍で切るということ。
表面が軽く溶けたな、っておもったら中の芯は凍ってますので、切りやすい。
あんまり太く切ったら、口の中脂まみれになりますからね、スライスも、鯨の美味しさの決め手です!
そして、使い切るのが一番なんですが、残ったらサランラップで密封!
チルド室に入れて早目に使い切りましょう!(味が落ちます)
※ボイル須の子は、名前が似ている脂須の子とは全く異なります。