親子で学ぶ!くじら食文化教室
『親子で学ぶ!くじら食文化教室』(主催:長崎市/開催場所:川島学園・日時8月24日)が開催され、鯨屋さんの講師としてお邪魔してきました。
毎年開催されてますが、リピーターの親子もいらっしゃるようで、嬉しい限りです。
長崎は鯨肉の一人当たりの消費量が全国1位(107.5g)で全国平均の3~4倍はあります。しかし子供たちが鯨肉を食す機会は学校給食で1年に1度程度しかありません。その学校給食への鯨肉加工品を日野商店から提供してます。でもその鯨が、どこでどんな風に加工されて、自分達の口に入っているか、今回学んでもらいました。
そして、鯨は1頭1頭違う天然のモノなので、職人の目利きによってそれを見分けて選別し、様々な鯨の原料でも美味しく加工できることを簡単にお話させてもらいました。今回はクイズ形式等増やしたので、子供達も積極的に聞いて参加してくれたのが印象的で嬉しかったです。
調査捕鯨から商業捕鯨に移行した日本。失われた日本での商業捕鯨の期間の代償は大きいですが、鯨屋としては、子供達へ伝え続ける鯨の食育、食文化を伝える活動は続けて参ります。
大人も子供も、美味しい美味しいと笑顔で鯨刺しや、くじら料理を食べていたお顔が印象的でした。