くじら料理のこと
くじらレシピ、完成まで何度も試作するので、けっこう時間がかかります。
日常の家族の夕飯の一品のついでに・・・という風にはできません。それが出来るのは、レシピが完成された時。
また、ヒントやアイディアは、日々の営みから生まれます。机の上でじ~っと頭を動かすだけではなく、あ、テレビでこれこないだやってたな、鯨肉でやれそうだな、とか、料理を作りながら、これに鯨って合う気がする。でもこれは難しいな、など、自分の料理のスキルアップや食材への知識が増えていくこと、日々の積み重ねです。
やっつけ仕事で料理を作る時と、新しい味や素材、作り方に出会える時のときめきは、やっつけではありません。でもそれはときめく心の余裕と時間がある時。「ああ、これ食べたいなぁ」と思える心の余裕もある時。そういうのってとっても大事だなぁと思います。
でも、忙しい現代、簡単で美味しくパッとできる料理がいい、と思います。
でもこの、簡単で美味しくパッとできるって、その人のスキルによっても全然違うと思うんですよね。
レシピで大さじ1、小さじ1、とか計って作るのってとっても面倒。わたしはそう思います。
だいたい目分量で作る自分の味にしてしまえば、段取りが早いのです。
しょうゆはドボッとこれぐらい入れたら大さじ1、など分かった方がいい。
これが出来たらどんどん料理は早くなる。
くじら料理は難しい、と思いがちです。
でもそれは、冷凍鯨を解凍する方法がわからないから。
また、鯨の肉がすぐ硬くなるから。などなど。
でもポイントを押さえていけば、全然大丈夫!こんなに低カロリーで高たんぱく質で美味しい肉、他にありませんよ!